• Holiday Flat | Tokyo Apartments for Foreigners

  • AOCA − Apartment of Contemporary Art −

OG SLICK

この世界でトップに君臨するSLICK。彼の軌跡の起源は80年代半ばのホノルルのストリートからLAの荒れたストリートにまで遡り、当時の彼は「アート・センター・カレッジ・オブ・デザイン」に通いながら夜はグラフィティという生活をしていた。そして1989年に行われた伝説的なグラフィティバトル「SLICK vs HEX」が、彼のキャリアにおいて極めて重要な出来事となった。このバトルをきっかけに、アンダーグラウンドの厄介者から世界的な称賛を受ける存在となり、以来今日まで、グラフィティのキャラクターの描き方の概念を刷新し続けている。国際的な注目を集めるようになったSLICKは、ミュージックビデオや映画でフィーチャーされるようになり、アーティストのアルバムカバーやギャラリーでの個展などを開催するようになる。そしてこの頃、自分の作品が描かれたTシャツがあればより多くのオーディエンスに自分の作品を広めることができると着想し、80年代後半よりデザインをはじめ、その後STUSSY、XLARGE®、ADIDAS、OBEY、Disneyなど多数のブランドのグラフィックを手がけてきた。また彼の創造力はTシャツだけに留まらず、スケートボードや家具、玩具、スニーカー、ゲーム、テキスタイル、ヴィンテージのミリタリージャケットなど様々なものに及んでいる。描く対象が巨大なミューラルであろうが、スニーカーや自動車へのペイント、そしてビデオゲームのアートディレクションや自身のブランド〈DISSIZIT!(ディスイズイット)〉のデザイン、さらにファンに求められて描くサインであったとしても、彼にとっては全てが芸術作品であり、その作品全てがSLICKであることを成立させている。25年間以上トップを走り続ける彼に、スローダウンする気配は未だない。